SNSを開けば、タイムラインにはきらびやかな画像が溢れています。
「全色神カラー!」「これは買わなきゃ損!」「人生変わるアイシャドウ!」
インフルエンサーたちの興奮した文字と、加工アプリで整えられた美しい目元のアップ画像。
それを見ていると、まるで魔法のアイテムのように思えてきて、「これを買えば、私もこんな風になれるかも…」と胸が高鳴りますよね。
でも、一度立ち止まって考えてみてください。
本当にそんなに「欠点のない完璧なコスメ」なんて、この世に存在するのでしょうか?
私自身、過去に何度もその「魔法」にかかり、痛い目を見てきました。
忘れもしない数年前、SNSで「濡れツヤ感がすごい」と話題沸騰だったデパコスのアイシャドウを、清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入した時のことです。
届いた箱をワクワクしながら開け、翌朝一番でメイクをして意気揚々と出勤しました。
しかし、お昼休みにオフィスの鏡を見て愕然としました。
そこに映っていたのは、濡れたようなツヤのある目元ではなく、ラメが顔中に飛び散り、二重の溝に茶色の粉が溜まった、ひどく疲れた自分の顔だったのです。
「あんなに高かったのに…」「あんなにみんな絶賛していたのに…」
あの時の、裏切られたような悲しみと、無駄金を使ってしまった自分への怒りは、今でも忘れられません。
だからこそ、私はあなたに同じ思いをしてほしくないのです。
この記事では、今まさに話題を集めている新作アイシャドウを実際に自腹で購入し、忖度なしのプロの視点で徹底的に検証しました。
企業からお金をもらって書くPR記事ではありません。
だからこそ書ける、公式サイトの画像詐欺の実態や、インフルエンサーが決して口にしない「粉飛び」「ヨレ」「捨て色」の真実を、顕微鏡で覗くような細かさで包み隠さず公開します。
「悪い口コミ」や「辛口評価」を探している賢明なあなたが、納得して「買う」か「やめる」かを判断できる材料を、すべてここに揃えました。
この記事のポイント
- 公式サイトの画像と実際の発色には明確なギャップあり
- 夕方になると二重幅に溜まり汚く崩れる可能性が高い
- ラメ飛びが激しくコンタクトユーザーには不向き
- 付属チップは硬すぎて実用レベルではない
- 4色中2色は使いにくい捨て色になる配色
- 乾燥肌や40代以上が使うとシワが目立つ質感
- 話題性だけで飛びつくと後悔する価格設定
広告通りの発色?「期待外れ」と感じる3つのギャップ【色味・ラメ・質感】

新作コスメが発表されると、真っ先に目に入るのが公式サイトや美容雑誌の美しいモデル写真です。
透き通るような発色、内側から発光するような上品なツヤ感。
見ているだけで心が躍りますが、ここには大きな落とし穴があります。
その画像は、プロのライティング(照明)と、高度な画像編集技術によって作られた「作品」であることを忘れてはいけません。
まずは、実際に商品を手に取り、自分の肌に乗せてみて感じた、広告と現実の「3つの残酷なギャップ」について、詳細にお話しします。
公式画像は信用するな!肌に乗せた瞬間の「濁り」と「薄さ」
結論から申し上げますと、公式サイトの画像と実際の発色には、許容範囲を超えたかなりの乖離があると感じました。
モデルさんの目元では、まるで水彩画のように鮮やかで透明感のあるクリアな発色に見えていました。
しかし、一般的な日本人の肌色(やや黄みがかったオークル肌)に乗せると、どうしても色が沈んで見えたり、逆に白浮きしてしまったりするのです。
具体的に検証してみましょう。
今回のパレットのメインカラーである「コーラルピンク」。
見た目は春の花びらのような可憐な色ですが、実際にまぶたに乗せると、ベースに含まれている顔料の白さが際立ち、ピンクというよりは「白っぽいオレンジ」のように発色しました。
さらに悪いことに、重ね塗りをするとその白っぽさがグレーがかった色にくすみ始め、結果として「茶色く濁った」ような印象になってしまったのです。
これは、アイシャドウの粉に含まれる結合剤やベースの粉体が、日本人の肌が持つメラニン色素や黄みと混ざり合い、予期せぬ化学反応(色の相殺)を起こしてしまった結果だと考えられます。
また、「透け感発色」という売り文句も、聞こえは良いですが、実際に使ってみると「色が薄すぎて何回重ねても見たままの色が出ない」というストレスに変わりました。
「ナチュラルメイクに良い」と言えば聞こえはいいですが、ブラシで何度往復しても色がつかず、チップでゴシゴシ擦り付けてようやく色が乗るレベル。
そうやって無理やり重ね塗りをすると、今度は粉っぽさが出てしまい、厚化粧感だけが増してしまうという悪循環に陥ります。
料理に例えるなら、メニュー写真は具沢山で濃厚なスープに見えるのに、実際に出てきた料理はお湯で薄めたような味気ないものだった時のような、あのがっかり感に近いものがあります。
1時間後に目の下がキラキラ…ラメ飛び・粉飛びの実害レベル

次に、日常生活を送る上で致命的となりうる「ラメ飛び」と「粉飛び」の問題です。
店頭のテスターで手の甲に塗った時は、指の油分でピタッと密着しているように感じるかもしれません。
しかし、まぶたは一日に約2万回も瞬きをする、顔の中で最も激しく動くパーツです。
手の甲での実験と、実際の目元での使用感は全く別物だと考えてください。
検証のため、朝7時のメイク時にこの新作アイシャドウを使い、アイシャドウベースなしで一日を過ごしてみました。
問題が発生したのは、メイクをしてからわずか1時間後の通勤電車の中でした。
電車の窓ガラスに映った自分の顔を見て、私はギョッとしました。
頬の上、鼻の横、そして目の下のクマの部分に、キラキラとしたラメが点々と落ちて散らばっていたのです。
いわゆる「ラメ落ち」現象です。
特に、パレット左上の大粒グリッターが含まれている色は要注意です。
このグリッター、粒子が粗く、まぶたへの食いつきが非常に悪いのです。
まばたきをするたびに、パラパラとラメが剥がれ落ちてくる感覚さえありました。
会社に着く頃には、目元よりも頬の方がキラキラしているという、なんともマヌケな状態に。
同僚と話している時も、相手の視線が私の目元ではなく、目の下に落ちたラメに向いている気がして、会話に集中できませんでした。
「なんか目の下にゴミついてるよ?」
そう指摘されるのではないかとヒヤヒヤし続けるストレスは、想像以上に精神を消耗します。
さらに深刻なのが、コンタクトレンズを使用している方への影響です。
このラメ落ち、単に見栄えが悪いだけではありません。
検証中、落ちてきた微細なラメの粒子が目の中に入り込んでしまい、激しいゴロゴロ感と痛みに襲われました。
コンタクトレンズと眼球の間に硬いラメが挟まると、角膜を傷つけてしまうリスクさえあります。
「ラメが可愛い」という口コミは多いですが、「ラメが飛び散らないか」「眼球への安全性はどうか」という視点でのチェックは必須です。
残念ながら今回の新作に関しては、強力なアイシャドウベースが必須であり、単体での使用は危険だと判断せざるを得ません。
時間経過で検証!汚い崩れ方と「二重幅への溜まり」問題

メイクにおいて「塗りたて」が一番綺麗なのは当たり前のことです。
私たちが本当に知りたいのは、朝の満員電車に揉まれ、オフィスの乾燥した空調にさらされ、夕方疲れ切って帰宅する時の目元がどうなっているか、ですよね。
「崩れない」というキャッチコピーを信じて買ったのに、夕方にはドロドロ…なんて悲劇は避けたいものです。
ここでは、時間の経過とともにこの新作コスメがどのように変化していったのか、その「崩れ方」の真実について、忖度なしでレポートします。
夕方の鏡を見て絶望?二重の溝に溜まるドロドロ崩れ
朝のメイク直後は、ふんわりとしたグラデーションが作れて満足度は高かったのです。
「あれ?意外といいかも?」と一瞬思ったのも束の間、その喜びは長くは続きませんでした。
お昼休みを過ぎ、夕方17時頃。
ふと立ち寄った化粧室の鏡で自分の顔を見た瞬間、思わず「うわっ…」と声が出てしまいました。
まぶたの二重の溝のラインに沿って、アイシャドウが皮脂と混ざり合い、茶色くドロっと溜まってしまっていたのです。
くっきりとした濃い線が一本入ってしまい、その周りのアイシャドウはヨレて色ムラになり、何とも言えない「お疲れ顔」「生活感あふれる顔」を作り出していました。
特に、締め色として使った濃いブラウンの崩れ方が汚いのが気になりました。
皮脂でにじんで下まぶたの目尻側に広がり、まるでパンダのように黒ずんでしまっていたのです。
最近のアイシャドウは、オイルコーティング技術などで密着力や崩れにくさを売りにしているものが多く、プチプラでも優秀なものが増えています。
そんな中で、デパコス並みの価格設定でこの崩れ方は、正直なところ「時代遅れ」と言われても仕方がない品質かもしれません。
私自身、混合肌でTゾーンやまぶたは崩れやすい傾向があるのは事実です。
しかし、それにしても他の手持ちのコスメと比較しても、崩れ方が汚いと感じました。
さらに最悪なのが、この崩れ方、修正が効かないのです。
綿棒で拭き取ろうとすると、汚く広がって余計に目元が暗くなり、上からパウダーを重ねると厚塗りになってボロボロとカスが出てくる始末。
一度皮脂と混ざって固まったアイシャドウを綺麗に直すのは至難の業です。
「崩れにくい」のではなく「崩れたら終わり」のアイシャドウだと言えます。
敏感肌は要注意!瞼がピリつく成分と乾燥リスク
崩れ方だけでなく、肌への優しさという点でも、見過ごせない懸念点がありました。
ネット上の悪い口コミの中には「まぶたが痒くなった」「赤みが出た」「腫れた」という声がちらほら見受けられます。
これらは単なる個人の体質の問題として片付けて良いものでしょうか?
実際に私が使用してみたところ、メイクを落とした後のまぶたに、わずかながら乾燥による突っ張り感と、ピリピリとした違和感を感じました。
そこで、パッケージ裏面の全成分表示を詳しく分析してみました。
すると、鮮やかな発色を出すための「タール系色素(赤色〇〇号など)」や、製品の防腐効果を高めるための成分が、比較的上位に表示されていることがわかりました。
もちろん、これらは化粧品の安全基準を満たした成分であり、健康な肌の人が使う分には直ちに問題があるわけではありません。
しかし、まぶたの皮膚は、頬の皮膚の約3分の1ほどの厚さしかなく、ゆで卵の薄皮程度の厚みしかないと言われるほどデリケートな部分です。
そのため、他の部位では何ともない成分でも、まぶたに使用すると刺激を感じてしまうことがあるのです。
特に、花粉症の時期や、季節の変わり目で肌が揺らぎやすい時期、あるいは生理前などのホルモンバランスが乱れている時期には、このわずかな刺激が「かぶれ」や「色素沈着」の引き金になる可能性があります。
また、先ほど触れた「ラメ飛び」も、物理的な刺激となります。
ザラザラとしたラメの粒子がまぶたの上で擦れることは、サンドペーパーで肌を擦っているようなものです。
微細な傷をつけてしまい、そこから痒みや炎症につながるケースも十分に考えられます。
「新作だから」「話題だから」という理由だけで飛びつくと、その後何週間も皮膚科に通う羽目になる…そんなリスクも頭に入れておくべきでしょう。
値段に見合う?使い勝手とコスパの冷徹な評価

新作コスメを買う時、私たちは単に「色のついた粉」を買っているわけではありません。
その洗練されたパッケージデザイン、毎日のメイク時間を短縮してくれる使いやすさ、そして「これ一つでどれだけ楽しめるか」というワクワク感。
そういった「体験全体」にお金を払っています。
果たして今回の新作アイシャドウは、その決して安くはない価格に見合うだけのパフォーマンスを持っているのでしょうか。
パレットの半分は使わない?日常使いできない「捨て色」の罠
4色パレットや多色パレットにおける永遠の課題、それが「捨て色」問題です。
今回の新作パレットも、一見すると華やかで購買意欲をそそる配色です。
しかし、冷静になって一色ずつ、自分のライフスタイルに当てはめて見てみてください。
「これ、会社につけていける?」
「休日の近所への買い物で使える?」
今回のパレットで言うと、左下にある鮮やかすぎるネオン系のアクセントカラーと、右上のラメが大きすぎてギラギラするハイライトカラーの2色。
この2色は、確かにスウォッチ画像やパーティー、イベントなどの特別なシーンでは映えるかもしれません。
しかし、落ち着いたオフィスメイクや、ナチュラルな日常のメイクには派手すぎて浮いてしまい、明らかに使いどころがありません。
もし4色中2色が日常使いできなかったとしたらどうなるでしょうか。
実質的に使えるのは、残りの無難なベースカラーと締め色の2色だけになります。
仮にこのパレットが5,000円だとしたら、1色あたり1,250円。
でも、使える色が半分なら、実質1色あたり2,500円のアイシャドウを買っているのと同じ計算になります。
そう考えると、「これなら、自分が確実に使う色だけを選べる単色アイシャドウを2つ買ったほうが、よっぽどコスパが良いのでは?」と思わざるを得ません。
私も過去に、限定パレットの真ん中のブラウン一色だけを底見えするまで使い切って、残りの派手な色は新品同様のまま使用期限を迎えて泣く泣く捨ててしまったという苦い経験があります。
このパレットも、残念ながらその「引き出しの肥やし」コースを辿りそうな予感がひしひしとしました。
ケースが開かない・チップが痛い!地味にストレスな付属品の品質
アイシャドウの粉質以前の問題として、道具としての「ユーザビリティ(使い勝手)」についても厳しく言及させてください。
毎日使うものだからこそ、ちょっとしたストレスが積み重なると、次第に手が伸びなくなってしまうものです。
まず気になったのが、ケースの開閉機構の甘さです。
デザイン性を重視しすぎたせいか、指を引っ掛ける部分が非常に浅く作られています。
爪が長い方や、ネイルアートをしている方は、爪を傷つけずに開けるのに相当苦労するでしょう。
忙しい朝の時間がない時に「開かない!もう!」とイライラするのは避けたいですよね。
そして決定的に残念だったのが、付属のチップの品質です。
コストカットの影響でしょうか、スポンジのキメが粗くスカスカで、まぶたに当てると「ジョリッ」とした不快な摩擦を感じました。
また、チップ自体が硬すぎて柔軟性がなく、粉含みが非常に悪いです。
アイシャドウを乗せようとしても、粉がチップに絡まず、まぶたに乗せる前にポロポロと落ちてしまいます。
これでは、綺麗なグラデーションを作るどころか、色を乗せることさえ一苦労です。
「付属品はおまけだから、自分のブラシを使えばいい」
そう割り切れる上級者の方なら良いかもしれません。
しかし、決して安くない価格設定のデパコス(あるいは高価格帯のコスメ)なのですから、ツール類にも最低限のクオリティを求めたくなるのが消費者心理というものではないでしょうか。
外出先でメイク直しをしようと思った時に、この痛いチップしか手元になかった時の絶望感を想像してみてください。
誰でも似合うは嘘!年代・肌質別の「事故」リスク

「誰にでも似合う万能カラー」「肌色を問わないニュートラルな色設計」。
これらはコスメの宣伝文句としてよく使われる便利な言葉ですが、これを鵜呑みにするのは非常に危険です。
人間の肌質、骨格、そして年齢によって、アイシャドウの「乗り方」や「見え方」は驚くほど残酷に変わります。
アラフォー以上は危険信号!シワを目立たせる乾燥パウダー
10代や20代前半の方の、水分をたっぷりと含んだハリのあるパンッとしたまぶたなら、このアイシャドウはそこそこ綺麗に乗るかもしれません。
若さというキャンバスがあれば、多少の粉質の粗さはカバーできるからです。
しかし、30代後半から40代、50代の「大人のまぶた」には、正直なところかなり厳しい質感でした。
年齢を重ねたまぶたは、どうしても乾燥しやすく、細かな「ちりめんジワ」ができやすくなります。
この新作アイシャドウは、粉質が「しっとり」ではなく「サラサラ(悪く言えばパサパサ)」寄りです。
これを乾燥した大人のまぶたに乗せるとどうなるか。
粉がシワの一本一本に入り込んでしまい、まるでひび割れた大地のように、逆にシワを強調してしまうのです。
これを私は密かに「クレープペーパー現象」と呼んでいます。
さらに、大粒のラメが悪さをします。
若い肌の上では「輝き」となるラメも、たるみのある肌の上では、肌の凹凸を拾ってしまい、まぶたの質感をザラつかせて見せてしまいます。
結果として、「若作りをして失敗した人」「無理して流行を追っている人」のような、痛々しい印象を与えかねません。
大人のアイシャドウ選びで何より大切なのは、色味の可愛さよりも、「粉質のしっとり感(保湿力)」と「上品で微細なパール感」です。
残念ながらこの商品は、そのどちらも満たしているとは言い難く、目元のエイジングケアを意識されている世代の方には、自信を持っておすすめすることはできません。
イエベ・ブルベ無視は致命傷?顔色が悪く見えるトーンの真実
最近はパーソナルカラー(イエベ・ブルベ)を重視してコスメを選ぶ方が増えていますが、このアイシャドウは「ニュートラル」を謳っている割に、実際の色味にはかなりの偏りがありました。
色彩理論の観点から分析してみましょう。
例えば、パレット右上の「ピンクブラウン」として紹介されているカラー。
ピンクと言いつつも、実際に肌に乗せるとかなり黄みが強く、コーラルオレンジに近い発色をしました。
これはイエベ春(スプリング)の方には、肌に溶け込むように馴染み、血色感を上げてくれるドンピシャで似合う色です。
しかし、青みを必要とするブルベ夏(サマー)の方が使うと、黄みが肌の透明感を消してしまい、まぶたが腫れぼったく見えたり、顔色が土気色にくすんで見えたりする「事故」が起こりやすい色味です。
「泣いた後の目」のように見えてしまうのは、決してあなたのメイク技術のせいではなく、色のチョイスが合っていないからなのです。
逆に、締め色のパープル系ブラウンは青みが強すぎて、今度はイエベの方が使うと目元だけ浮いて見えてしまいます。
ブラウンの中に含まれる青紫色の色素が、イエベの肌の上では「グレー」や「黒」に近く発色してしまい、まるで殴られたようなアザに見えてしまうリスクがあります。
「誰にでも似合う」という言葉の裏には、「誰にとってもベストではない(帯に短し襷に長し)」という意味が隠されていることもあります。
ご自身のパーソナルカラーをしっかりと把握している方ほど、ネット上のスウォッチ画像だけでなく、必ず店頭で自分の肌に合わせて確認すること、できれば自然光の下で色味を確認することを強くおすすめします。
【結論】この新作アイシャドウは「買い」か「見送り」か

ここまで、あえて厳しい視点で、時には重箱の隅をつつくように辛口のレビューをしてきました。
「話題だからなんとなく気になっていた」「パッケージが可愛いから欲しいなと思っていた」というあなたの迷いは、少し晴れたでしょうか?
最後に、プロの視点から、この新作アイシャドウを「買うべきではない人」と、逆に「買っても満足できる人」を明確にお伝えします。
買わなくていい!こんな人は絶対にお金を無駄にする
以下のチェックリストに一つでも当てはまる方は、このアイシャドウの購入を見送ることを強くおすすめします。
その衝動買いは、数日後に後悔へと変わる可能性が高いです。
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メイク直しができない環境にいる人(崩れにくさ最優先)
長時間勤務の看護師さんや、接客業の方、夏場のアウトドアなど、汗や皮脂が出る環境ではドロドロになるリスクがあります。
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乾燥肌・敏感肌で、過去にアイシャドウで痒くなったことがある人
粉質のパサつきやラメの物理的刺激、成分的な強さが肌ストレスになる可能性が高いです。
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コスパ重視で「捨て色」を許せない人
日常使いできる色が限られており、全色使い切ることは困難です。価格に見合う満足感を得にくいでしょう。
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40代以上で、目元の小ジワやたるみが気になり始めた人
シワを目立たせ、老け見えさせてしまうリスクがあります。もっと保湿力の高いクリームシャドウなどを選ぶべきです。
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既に似たような「コーラル系」「ブラウン系」のアイシャドウを持っている人
この商品でなければならない決定的な独自性(機能性や唯一無二の色出し)は薄いため、手持ちのコスメで十分に代用できる可能性が高いです。
無理して買う必要はありません。
その数千円があれば、もっとあなたの肌質に合い、毎日ときめきながら使える別のコスメを買うこともできますし、美味しいランチを食べて心を満たすこともできます。
お金は、あなたを本当に輝かせてくれるもののために使ってください。
逆に、これならアリ!唯一おすすめできる特定の層
ここまで酷評してしまいましたが、この商品を全否定するわけではありません。
コスメには相性があり、目的によってはこの商品が輝く場合もあります。
以下のような目的や好みをお持ちの方であれば、このアイシャドウを楽しむことができるでしょう。
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とにかく「パッケージ」が好きでコレクションしたい人
見た目の可愛さ、ビジュアルの完成度は一級品です。ドレッサーに飾って眺めるだけでテンションが上がる、持っていること自体に喜びを感じるなら、それは一つの立派な価値です。
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写真撮影や短時間のイベント用に使いたい人
崩れやすさはありますが、塗りたての一瞬の発色や、照明に当たった時のラメの輝きは写真映えします。ここぞという一瞬の撮影や、短時間のオンライン飲み会などには適しています。
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特定の「推し色」が入っている人
「推しのイメージカラーがこの左下の色なんです!」というような具体的な狙いがあるなら、他の色が捨て色になったとしても、その一色のためにお金を払う価値はあるかもしれません。
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強力なアイシャドウベースを必ず併用する習慣がある人
MACやNARSなどの強力なアイシャドウベースを使えば、発色の弱さやラメ飛び、崩れはある程度カバーできます。そういった「ひと手間」を惜しまないなら、使いこなせる余地は残されています。
新作コスメ「アイシャドウの口コミ」悪い・辛口まとめ

今回の話題の新作アイシャドウについて、プロならではの辛口視点で徹底的に検証してきました。
流行を追うことは楽しいですし、新しいコスメは私たちに夢を見せてくれます。
しかし、それが必ずしも万人に取っての「正解」とは限りません。
まとめ
- 公式画像よりも実際の発色は濁りやすく、透明感が出にくい
- ラメ飛びや粉飛びが発生しやすく、コンタクトユーザーや敏感な目元には危険
- 時間が経つと二重幅に溜まり、パンダ目になるなど崩れ方が汚い
- 4色中2色は日常使いしにくい捨て色になりやすく、実質的なコスパは悪い
- 乾燥肌やアラフォー以上のまぶたではシワが目立ち、老け見えするリスクがある
- 万人受けを謳っているが、実際はパーソナルカラーや肌色を選ぶ難しい配色
- 「みんなが良いと言っている」ことと「自分に合う」ことは別物である
大切なのは、世間の評判やインフルエンサーの声、一時的な話題性に流されることではありません。
「自分の肌質」「自分の顔立ち」「自分のライフスタイル」に合っているかどうか、という冷静な基準で選ぶことです。
もし、あなたがこの記事を読んで「やっぱりやめておこう」と思ったなら、それは「買わなかった」のではなく、「失敗を回避した」という賢い選択をしたのです。
逆に、デメリットを全て理解した上で「それでも欲しい!」と思ったなら、それはあなたにとって本当に必要なコスメなのかもしれません。
この記事が、あなたの大切なお金と時間を守り、ポーチに入っているだけで幸せになれるような、本当に愛せる「運命のコスメ」と出会うためのヒントになれば、これ以上嬉しいことはありません。