
40代のハロウィンコスプレ、成功の鍵は「上品な体型カバー」
もう隠すだけじゃない!着痩せを叶える3つの基本ルール
シルエット:「Aライン」か「Iライン」を意識する これは普段の洋服選びでも同じですよね。コスプレ衣装も、この魔法のシルエットを意識することが大切です。 「Aライン」は、まるでお姫様のドレスのように、ウエストから裾にかけてふんわりと広がるシルエット。気になるお腹周りやヒップ、太ももを、まるで存在しなかったかのように優しく隠してくれます。 一方の「Iライン」は、ストンとした縦長のシルエット。ロング丈のコートや、和装などがこれにあたります。全身を縦に長く見せることで、スッキリと洗練された印象を与えてくれるんです。どちらのシルエットを選ぶかで、キャラクターの雰囲気も大きく変わってきます。 素材:体のラインを拾わない「ドレープ性のある素材」を選ぶ 意外と見落としがちなのが、この「素材選び」。ペラペラで伸縮性のある素材は、体のラインを正直に拾ってしまいがちです。私自身も以前、安さだけで選んでしまい、お腹のラインがくっきり出てしまって大失敗した経験があります…。 おすすめは、少し重みがあって、テロンとした落ち感のある「ドレープ性のある素材」。ベルベットや、厚手のポリエステルなどが代表的です。こうした素材は、体の表面を滑るように流れてくれるので、気になる部分をカモフラージュし、動くたびに優雅なドレープを生み出してくれます。 色:引き締め効果の高い「ダークカラー」をベースに差し色で華やかさをプラス 黒や紺、深緑、ワインレッドといったダークカラーが引き締め効果抜群なのは、ご存知の通り。でも、全身真っ黒だと、せっかくのイベントなのに少し寂しい印象になってしまうことも。 そこでおすすめなのが、「差し色」のテクニック。ベースはダークカラーで落ち着かせつつ、ベルトやスカーフ、アクセサリー、あるいはリップの色などで、パッと華やかな色を1〜2色プラスするのです。それだけで、ぐっと洗練された「分かっている人」という印象になりますよ。
「痛い」と思われない!キャラクター・世界観選びのコツ
知的・ミステリアスなキャラクターを選ぶ(魔法使い、探偵、女王など) 40代の魅力は、なんといってもその知性やミステリアスな雰囲気。物語に出てくる賢い魔法学校の先生や、事件を解決に導くクールな女探偵、威厳あふれる女王様といったキャラクターは、まさに私たちのための役柄です。無理に若作りすることなく、むしろ年齢を武器にして、深みのあるキャラクターを表現できます。 ファンタジーや物語の世界観に寄せる(ジブリ、映画の登場人物など) 具体的なキャラクターに扮するのが恥ずかしい場合は、「〇〇の世界の住人」という設定にするのも素敵なアイデアです。例えば、ジブリ作品に出てくるような、森の奥で暮らす薬草師や、魔法のパン屋さん。特定の誰か、ではないけれど、誰もがその世界観を共有できる、という安心感があります。 あえてコミカル・面白い系に振り切るのもアリ 「もう、いっそのこと笑いに走っちゃう!」というのも、実は非常に高度でお洒落な選択肢。中途半端に照れるのではなく、ウォーリーを探せ!のウォーリーや、マリオのキャラクターなど、誰もが知っていてクスッと笑えるキャラクターに振り切ることで、周りを笑顔にする人気者になれること間違いなしです。
【お悩み別】もう迷わない!体型カバーを叶える鉄板コスプレアイデア5選
【お腹・お尻周り】Aラインワンピース系でふんわりカバー
上品な魔女・魔法使い:高品質なローブや帽子で差をつける 定番の魔女ですが、40代が選ぶなら「質」にこだわりたいところ。ペラペラではなく、少し厚手でドレープの美しいローブを選びましょう。帽子も、フェルト素材で形のしっかりしたものを選ぶだけで、100均の仮装とは一線を画す、本格的で上品な魔女になれます。 クラシカルなメイド:ロング丈を選べば脚長効果も いわゆる「萌え系」のミニスカートではなく、英国のドラマに出てくるような、くるぶしまであるロング丈のクラシカルなメイド服がおすすめです。ハイウエストのデザインが多いので、脚長効果も抜群。清楚で可憐な雰囲気を演出しつつ、下半身をまるごとカバーしてくれます。 赤ずきん:ケープで二の腕も同時にカバーできる優れもの 赤ずきんの魅力は、なんといっても可愛らしい赤いケープ(頭巾)。このケープが、気になる二の腕や肩周りをふんわりと隠してくれるんです。中のワンピースはシンプルなものでOK。可愛らしさと体型カバーを両立できる、非常に優秀なコスプレです。
【二の腕】ロングスリーブやケープ付き衣装でエレガントに
マレフィセント風ヴィランズ:優雅な袖のデザインがポイント ディズニー映画のヴィランズ(悪役)たちは、実は大人の女性のためのコスプレの宝庫。特にマレフィセントのようなキャラクターは、大きく広がった優雅な袖のデザインが特徴的です。この袖が、気になる二の腕を完全に隠し、ミステリアスで威厳のある雰囲気を醸し出してくれます。 中世のプリンセス・女王:気品と体型カバーを両立 ベルスリーブ(袖口がベルのように広がった袖)や、パフスリーブ(肩先がふんわり膨らんだ袖)など、中世ヨーロッパの貴族が着ていたドレスは、体型カバーの知恵の結晶です。気品あふれるプリンセスや女王になりきって、優雅に二の腕をカバーしましょう。
【全身】メンズライクな衣装でスタイリッシュに決める
女探偵・スパイ:トレンチコートやジャケットが体型をまるごとカバー 手持ちのトレンチコートやジャケットを使える、手軽さも魅力です。インナーはシンプルなシャツとパンツでOK。コートを羽織ってしまえば、全身のラインをまるごとカバーできます。ソフト帽や虫眼鏡などの小物をプラスすれば、雰囲気満点です。 パイロット・船長:制服系のきっちり感が体を引き締めて見せる パイロットや船長の制服は、肩章や金ボタンなどがアクセントになっており、視線を上に集めてくれる効果があります。ジャケットのきっちりとしたシルエットが、体全体を引き締めて見せてくれるので、スタイルアップ効果も期待できますよ。
予算を抑えたいあなたへ!手持ち服+αのアレンジ術
「黒ワンピース」が最強!小物プラスで簡単変身アイデア
+三角帽子とほうきで「シンプル魔女」 一番手軽で王道のアレンジ。今は100円ショップでもお洒落なデザインの小物が見つかります。これだけでも、十分にハロウィンの雰囲気が出ますよ。 +猫耳カチューシャと尻尾で「黒猫」 可愛らしさをプラスしたいなら、黒猫がおすすめ。顔にひげを少し描くだけで、ぐっと本格的になります。尻尾は、安全ピンで簡単に取り付けられるタイプが便利です。 +ティアラと付け襟で「ゴシックプリンセス」 レースやパールの「付け襟」は、実はとても使えるアイテム。黒ワンピースにプラスするだけで、一気にゴシックで上品な雰囲気に変身できます。小さなティアラを飾れば、闇の王国のプリンセスのできあがりです。
「ロングスカート」で作るジブリ風・ファンタジーコーデ
白シャツ+ロングスカートで「キキ(魔女の宅急便)」風に 紺や黒のロングスカートに、シンプルな白シャツを合わせ、赤いリボンのカチューシャをつけるだけ。私も以前、娘と一緒にこの仮装をしたことがあるのですが、手軽なのにとても可愛く仕上がって大満足でした。 ブラウス+ベストでファンタジー世界の住人に 手持ちのブラウスに、コーデュロイやツイード素材のベストを重ね着するだけで、まるであのファンタジー映画に出てくる村人のような、素朴で温かみのある雰囲気を演出できます。
通販で失敗しない!大きいサイズのコスプレ衣装の探し方
どこで買う?おすすめの通販サイトと探し方のコツ
大きいサイズ専門のコスプレ通販サイトを利用する 最近は、LLサイズ以上を専門に扱う、ありがたい通販サイトが増えています。最初からそうしたサイトで探せば、「可愛いのにサイズがない…」というがっかり感を味わうこともありません。 「海外ブランド」はサイズ展開が豊富 アメリカやヨーロッパのブランドは、日本に比べてサイズ展開が非常に豊富な傾向があります。普段利用しているAmazonなどでも、海外ブランドの製品を探してみると、意外な掘り出し物が見つかるかもしれません。 Amazonや楽天では「レビュー件数」と「写真付きレビュー」を必ずチェック これは鉄則です。モデルさんが着ている写真だけでなく、一般の方が投稿した「写真付きのレビュー」は、宝の山。生地の質感や、実際のサイズ感など、最も信頼できる情報源になります。「レビューが極端に少ない」「日本語がおかしいレビューが多い」といった商品は、少し注意が必要かもしれません。
買う前に確認!失敗しないためのチェックリスト
サイズ表(特にバスト、ウエスト、着丈)を自分の体型と必ず比較する 「普段LサイズだからLでいいや」は危険です!コスプレ衣装は、ブランドによってサイズ感が全く異なります。面倒でも、必ずメジャーでご自身のサイズを測り、サイトに掲載されているサイズ表の数字と照らし合わせてください。 伸縮性のない素材の場合はワンサイズ上を検討する デザインは素敵でも、全く伸縮性のない生地で作られている衣装も多くあります。特に、着脱が難しいプルオーバー(かぶって着るタイプ)の衣装などは、少し余裕のあるワンサイズ上を選ぶのが賢明です。私も以前、「Mでいけるかな」と甘く見て、着る時にビリっといってしまった苦い経験があります(笑)。 セット内容をよく確認(小物が別売りの場合も) 写真ではモデルさんが持っている杖やティアラが、実はセットに含まれていない、というケースは「あるある」です。「セット内容」の項目を隅々まで確認し、何が届くのかを正確に把握しておきましょう。
完成度と快適さを上げる名脇役!インナー選びと防寒対策
体型補正と防寒を叶える機能性インナーは必須アイテム
ボディシェイパーやガードルでシルエットを整える コスプレ衣装の下に一枚、補正機能のあるインナーを着るだけで、驚くほどシルエットが綺麗になります。ウエストラインがキュッと引き締まり、背筋も伸びて、立ち姿そのものが美しくなります。これはもう、現代の魔法の鎧ですね。 秋の夜は冷える!長袖の保温インナーは必ず用意 ハロウィンの時期、特に夜は思った以上に冷え込みます。せっかくの楽しいイベントで、寒さに震えていては台無しです。衣装の下に着込んでも響きにくい、薄手で暖かい機能性インナーを必ず用意しておきましょう。「見えないから」と油断せず、足元にはタイツやレギンスを履くなど、万全の防寒対策をしてくださいね。
子供の付き添いやパレードでも安心!動きやすさを確保するコツ
足元はヒールを避け、ブーツやフラットシューズを選ぶ キャラクターによっては高いヒールが必要な場合もありますが、長時間歩き回ることが予想されるなら、迷わず歩きやすい靴を選びましょう。デザインがお洒落なショートブーツや、バレエシューズのようなフラットシューズなら、世界観を壊さずに快適さを確保できます。 両手が空くように、ポシェットやウエストポーチを活用 子供は急に走り出しますし、何かと荷物も多くなりがちです(笑)。両手が自由に使えるように、衣装のデザインに合わせた小さなポシェットや、目立たないウエストポーチを活用すると、いざという時にとても便利ですよ。